八丈島、1日目


東京から飛行機で45分、八丈島に到着したのは、11時30でした。
ダイビングショップのお兄ちゃんが迎えに来ていました。


ショップに着いたのは、12時頃。
13時から潜りに行くということだけど、まわりには食事をする店などない・・・。
しょうがないから、ショップから7分くらい歩いたところにある、商店へ。
でも、ここもお菓子くらいしか置いてなく、パンやら弁当やら売っているところは、
車でしか行けないとのこと・・・。
食べずに潜るわけにもいかないので、魚肉ソーセージとカロリーメートを購入。
帰る道すがら、もぐもぐ食べる。


ようやくショップに戻ったら、すぐに出かける、とのこと。
おかげで、この日は水中カメラの用意ができなかったぜ。


大あわてで水着に着替えて、港に出発。
八丈島は、ボートダイビングの場合、チャーターの漁船で出ることが多いらしい。
私が乗ったのも、漁船。
船で15分くらいのポイントへ。



半年前に潜ったきりだったので、1本目はおそるおそる潜りました。
でも、全然平気。
海は、全体に藍色で透明度は高い。
珊瑚礁の海に比べると、魚も青さもたりないけど、
これはこれで綺麗だから満足です。



1本目は、でかいアオウミガメが悠然と泳いでいくのを見ました。
2本目は、ニタリという上の尾びれがぴしーっと長い、かっこいいサメを見ました。
ニタリは、1分以上、目の前をゆったり泳いでいて、
ガイドも、「こんなにゆっくり見たのは初めてだ!!」と興奮していました。



夜は、民宿で晩ごはん。
見事に魚だらけ。
目鯛の刺身、カツオのヅケ、メバチマグロの醤油漬けを焼いたもの、ムロアジの塩焼き、野菜の煮物。
これだけ一気に魚料理が並ぶと、さすがに飽きます。美味しかったんだけど。
で、ビールを飲みながら、他のダイバーと雑談。
周りがみんなダイバーなので、一人で行っても寂しくないです。




ログ付けも終わり、夜、星を見に海岸へ。
月もなく、漆黒の闇。
宿から海岸までは、鼻をつままれてもわからないくらいの闇。
懐中電灯の電池が切れたら、と思って、ちょっと怖かったです。
でも、海岸に出て電気を消したら、すごかった。



満点の星。



一言で言ってしまえば、それだけのこと。
でも、私はあんな星空を見たことがない。
沖縄、波照間島竹富島・・・いろいろ見たけど、周りが本当に暗いからか、
見事な星空だった。
星が多すぎて、星座なんか全くわからない。
圧倒されました。



夜空を堪能して、そのまま就寝。



夜中、音がして目が覚める。
外は、猛烈な雨。
2時間前の、あの星空は夢だったのかと思うほどの雨でした。
島の空気は変わりやすいということを実感して、
再び眠りにつきました。