小旅行 to 山梨

会社でお弁当を食べているときに、今週末も3連休だね、
という話をしていて、
先週は入院していて3連休をつぶしたことを思い出す。


「ぶどう狩りでも行こうかな」とつぶやいたら、経理の友人がのってきた。
で、2人でぶどう狩りに行くことに。



今日は、午前中、病院に行かなければいけなかったので、
待ち合わせは11時。
JRに乗って、山梨へ向かう。


立川で「特急かいじ」に乗り換える。
関西出身の友人は、「特急ってお金取るんだ。」と憤慨していた。
さらには、車内販売があることに感動。
おもろいヤツです。


そうこうしてる間に大月に到着。
本日の最初の目的、ほうとうを食べるため、途中下車。
タクシーで、大月の有名なほうとうの店、「竹馬」へ行く。



話には聞いていたけど、すごい店だ。
屋根の上に、日章旗と「自衛官募集」のでかい看板・・・。
一抹の不安がよぎる。
のれんをくぐると、板垣退助のようなすごいひげのおじさんが出てきた。


「うちはほうとう専門だから。」



・・・。
メニューには、ほうとう以外にも、すいとんやカツ丼などが載っている。
私たちは、ほうとう一つとすいとん一つをオーダー。
そしたら、「ほうとうすいとんかどっちかにまとめてくれた方が美味しいよ。」
と言われたので、結局、ほうとう二つにする。



味は・・・思ったよりもしょっぱい。
そして、思ったよりも野菜が少ない。
ほうとうのうま味って、カボチャの溶けた甘さが肝だと思うんだけど、それが少なかったな。
友人は、店出た後、「おじさんの感じが悪い」とぷりぷり怒ってました。
まぁ、二度と行くことはないでしょう。



大月から電車に乗り、勝沼ぶどう郷駅へ。
駅で降りて、バスがあるか聞いたら、行ったばかりとのこと。
しょうがないので、目当ての農園まで歩くことに。


途中、いろんな植物を見ながら20分ほど歩いて到着。
今回、お世話になったのは、「みはらしの千果園」さん。
ついたとたん、15種類くらいあるぶどうを試食する。
食べ放題は、その中の気に入ったぶどうをもいで食べる、とのこと。



色の濃い巨峰、北光、種なし高妻、
ちょっと赤い安芸クイーン、レッドクイーン赤嶺、マニキュアフィンガー、
緑色のロザリオ、ビッテロビアンコなどなど・・・。
一つ一つ、味が違ってどれも美味しい!


食べ放題とはいえ、房ごと取って食べるから、そうそう食べられるものではない。
試食した中から、
高妻、北光、安芸クイーン、レッドクイーン、多摩ゆたかをもぎに行く。
いい味出してるおっちゃんが、それぞれの畑に案内してくれて、
食べ頃の房を選んでくれる。
で、必ずもぐ前に、一粒試食をさせてくれる。
「美味しい!」というと、
「美味しいね。」と優しく返事をするおっちゃん、とてもいい味出てました。


屋根のあるところに戻って、洗ってくれたぶどうをひたすら食べる。
手がべたべたになる。
お腹が冷えてくる。
とても二人で5房も食べられませんでした。
残りははかってもらって、お土産にする。


どれもとても美味しかったんだけど、
私は、安芸クイーンが特に気に入りました。
これも一房自宅用に買って帰ったのだ。



今回のぶどう狩りで、ぶどうを見直した!とても美味しい!!
農園の人たちもみんないい人たちで、楽しかったです。
8月半ばにも美味しいぶどうがあるみたいなので、来年はそれを狙っていきたいな。



さて、その後、農園の人に送ってもらって、
「ぶどうの丘」へ。
ここでのお目当ては、ワイン。
勝沼町で作ったワイン、170種類が飲み放題なのだ。
とはいえ、入り口で試飲用のタート・ヴァン(1100円)を買わなければならないが。



地下にあるワインカーブにはすごい数のワインが!
白ワインから飲み始める。
いろいろなのを飲んでいるうちに、途中で味が全くわからなくなる。
赤ワインにいく頃には、どれも同じ味に思える。
そして、飲むだけ飲んで出た結論は、


「高いワインは、それなりにうまい」


ということ。


このぶどうの丘には、見晴らしのいい露天風呂もあり、そっちも堪能。
その後タクシーで駅まで戻る。
お腹が空いたのに、売店がやっていない!!
しょうがないので、駅の近くの食堂へ。



気のいいおばちゃんがやっている店。
ほうとう定食(1500円)とビールを頼む。
このほうとうこそ、私が求めていた野菜たっぷりなものだった。
暖まる。
しかも、この定食、この値段で馬刺付き!
これもうまかったーー。


のんびりしすぎて、電車を二本乗り過ごし、帰宅。


11時に出たわりには、のんびり楽しめた山梨小旅行でした。


ほとんど、食い倒れツアーですが・・・。