あるDVDの仕事

さて、この間、収録が終わったと思ったら、
今日はもう、別件の仕事の試写があった。
私と同僚の二人で、40分くらいのものを、
2週間で24本も編集しなければならない!!



スケジュールはタイト。
その上、他の仕事も抱えている。



で、今日試写があった。
まぁ、クライアントは満足してくれていたようだった。
それ以上に満足していたのが、うちの会社のプロデューサー。
無事に試写が終わったので、寿司に連れて行ってくれた。





ここで、衝撃の事実を知ることになった。





何かというと、どうやら、プロデューサーは私のことを、



口の利き方を知らない上に、
仕事ができないヤツ



と思っていたらしい。
今日の試写も、きっと間に合わないと思って、
昨日の夜は、眠れなかったのだそうだ(笑)。
酔っぱらって、そんなことを言っていた。
でも、試写してみたら、思った以上のものを作ってくれて、びっくりした、と。




私に言わせりゃ、
そりゃ、口の利き方だって悪くなるってもんです。
だって、本当に、このPは仕事ができなさそうなんだもん!
しかも、わけのわからない質問をしてくる。




例えば、こんなことがあった。




《一昨日》
P:「DVDで使うロゴをもらうんだけど、なんの形式がいい?」
私:「フォトショップイラストレーターでください。」
P:「イラストレーターってなんだ?」
私:「・・・お絵かきソフトです。」
P:「そうか。わかった。」




《昨日》
P:「昨日言っていたロゴの件なんだけど、
   フォトショップのワードでくれるって言うんだけど、それでもいいのか?」
私:「・・・・言っている意味がわかりません。
   フォトショップっていうのは、画像をいじるソフトで、
   ワードは、文章を書く、ワープロソフトなんですけど。」
P:「でも、先方がそう言ってきているんだ!」
私:「・・・とにかく、フォトショップ形式でくれと言ってください。」
P:「わかった。」





《今朝》
P:「昨日、フォトショップでくれと先方に言ったんだけど、
   そうじゃなくてMOでくれると言ってるんだ。それでもいいのか?」
私:「(見下した目で)もうなんでもいいですよ(怒)!」




こんなにもののわからない上司に、
ものすごく忙しい時にわけわからんことを言われて、
私はものすごくいらだって、馬鹿にしていたのは、事実。
しかも、馬鹿にしてる、って思われてもいいと思ってたし。




したら、案の定、ばれていたわけで。
寿司を食べながら、
「どうやって説教しようかと思ってた。でも、しなくて良かった!」
と何度も言われた。





どうやら、歳を聞くと、63歳らしい。
まぁ、おじいちゃんだからしょうがねーか。
と寿司を食いながら思いました。
でも、仕事ができない人って、歳に関係なく馬鹿にした目で見ちゃうんだよね。
直さなきゃいかんかな。